はちよんはじまる!84会議




8月4日のはちよんの日に、牧野植物園・映像ホールにて「84会議」が開催されました。高校生からご年配の方々まで、さらに愛媛や山口からもご参加いただくなど、幅広い来場者層にこのプロジェクトへの関心の高さが伺えました。先着100名様限定の新聞バッグ入り資料も、あっと言う間に配布終了。約150名の皆さんにご来場いただき、会場はほぼ満席状態でスタートしました。
代表・梅原の84はちよんの考え方・ビジョンについてのプレゼンから始まり、ロゴの使用方法の説明の後、農林業に関わるキーマン5名によるディスカッションへ。最後は東京農業大学名誉教授・堀尾正靱氏のユーモアと本質を突いた貴重なお話をいただき、84はちよんで高知を元気にしたいという思いで会場が一つとなりました。
84会議は、デザイナー、百姓、県職員…など、趣旨に賛同した多種多様なメンバーが集まり、限られた時間の中、休日返上で準備を進めてきました。そんな主催者側の思いが伝わったのか、来場者の皆さんも終始真剣な表情で、立場や距離を超えた一体感が生まれていたように思います。一人一人の志と危機感が高知を変えるーーそんな期待が確信に変わった一日となりました。
84プロジェクト、いよいよ始動です!


(84プロジェクト事務局)
第2回84会議が開催されました! 
竹林寺の庭
84Tシャツ
靴
84会議の様子
打ち上げ
第二回目の84会議。今年は、高知市の五台山にある竹林寺の客殿が会場でした。国の名勝にも指定されているお庭を眺めながら、ウシガエルやセミの声も聞こえてきました。

13時。すでに、2種類の84Tシャツを着たスタッフが(今年のTシャツは、モスグリーン地に白の84ロゴ、昨年のは白地にモスグリーンの84ロゴ)あっちに行ったりこっちに行ったり、会議の設営に取り掛かっています。みんなドキドキわくわく。

そして、受付もご来場の方でぎわい始めました。参加者が集まるだろうかという不安も、一瞬にして嬉しい悲鳴に早変わり。

第一回目から参加して第二回目も楽しみにしてたとおっしゃってくださった方。高知に遊びにいらして、前日に84プロジェクトの話を聞いて、東京に帰る飛行機の時間ぎりぎりまで聴講してくださった方。プレゼントのひのき板にひかれた方などたくさんの方がいらしてくださいました。参加者の最年少は、なんと1歳5ヶ月。玄関脇には大小、多種多様な靴が見事に並んでいました。

そして、14時30分。いよいよ会議がスタート。会議にはほとんど参加できませんでしたが、受付まで時折聞こえてくる笑い声や歓声で、84プロジェクトを包む楽しい雰囲気が伝わってきました。いろんな議論や意見も交えながら2時間半があっという間だったと、参加者の方から教えていただきました。

そして、84懇親会は、山を下りて、はりまや橋商店街の木造アーケード内の広場で、84居酒屋を開催しました。土佐の山の幸、海の幸をふんだんに盛り込んだ大おきゃく(宴会)。とれたての野菜や土佐湾の干物を84炭で焼いたり、土佐の皿鉢や四万十川のナマズ(私も生まれて初めて頂きました!)など、様々な84の恵みを囲んで、たくさんの笑い声が84の夜にとけていきました。

ご参加の皆さま、本当にありがとうございました。

(84プロジェクト社員1号 受付スタッフ)
「なぜ84?」がわかる本(1)おまんのモノサシ持ちや!
〜「84(はちよん)」を、もう少し詳しく知りたい方のために、84関連書籍を2冊ご紹介!〜

ここで、「84project」のことをもう少し詳しく知りたい!という方のために、84関連書籍を2冊ご紹介いたします。

一冊目は、日本経済新聞出版社より出版された「おまんのモノサシ持ちや!」。
日経ビジネスオンラインに連載された「しあわせのモノサシ」の好評を受けて、今年書籍化されました。

著者である日経の篠原記者は、第一回84会議にパネリストとして参加した吉本哲郎さん(地元学ネットワーク主宰)の強い誘いで会議に参加、それをきっかけに、 84プロジェクトの発起人であるデザイナー梅原真とその周辺の人々に密着取材し、日経ビジネスオンラインに一本の連載としてまとめました。

経済ビリの高知が森林率ナンバーワンとして名乗りをあげる、その根底にある考え方がわかる一冊です。


おまんのモノサシ持ちや!
(amazonのサイトにジャンプします)



(84サポーター・マツシマ)

「なぜ84?」がわかる本(2)ニッポンの風景をつくりなおせ

〜「84(はちよん)」を、もう少し詳しく知りたい方のために、84関連書籍を2冊ご紹介!〜

続いてご紹介する二冊目は羽鳥書店から出版された「ニッポンの風景をつくりなおせ」。
「おまんのモノサシ持ちや!」と、時をほぼ同じくして出版された、84発起人、梅原真のデザインワーク&コンセプトワーク本です。

「一次産業×梅原真のデザイン」で生まれた数々のパッケージやコンセプトは、それぞれに一人歩きする力を持ち、それぞれの展開を見せています。

ただ単に売れるためのデザインではなく、その根底にある「風景を残したい」という強い想い。
出来上がったデザインに寄せて、デザイナー自身の言葉によって語られるストーリーには、日常の生活の中で見失いがちな「本質」が力強く現れます。

「ニッポンの風景をつくりなおせ」。
84プロジェクトに続く道が見える一冊です。





(84サポーター・マツシマ)
ビニールハウスを利用した地産地消レストラン〜84やさいカフェ〜
































84プロジェクトでは、この1年間じわりじわりと計画してきたことがあります。「84やさいカフェ構想」です。
実現に向けて、さまざまな計画を進めてきました。
左のイラストと合わせて、ご想像下さい。


地産地消レストラン
高知県の玄関口、高知龍馬空港がある南国平野。 
空港から3分の場所に、ビニールハウスを利用した地産地消レストラン「84やさいカフェ」があります。(以下省略して「84カフェ」)
84カフェは半径2kmの食材を中心としたカフェレストラン。
「安心な食」を「タノシク」提供することがコンセプトです。野菜・魚介・鳥・牛・牛乳などの地元食材を、モーニングからランチ、カフェメニューまで提供します。
シェフのもと、地元のおばちゃんや若いスタッフたちがいきいきと働いています。
空港から3分のところにある84カフェは、地元の人にまじって、旅行客やビジネスマンが多く利用し、店内はまるで空港ラウンジのようです。
ランチをするもよし、コーヒーを飲むもよし、
出発までの時間をゆっくりと過ごすことができます。
フライトをお知らせする電光掲示板があるので安心していられます。


ビニールハウス使用
84カフェの特徴は、チープでユニークな施設形態にあります。
そこかしこにあるビニールハウスを使います。
(左のイラストをご覧下さい。)
なんとマッチ箱のように可動する施設なのです。
悪天候時にはビニールハウスを守るため、みんなでスリーブを押して木の箱に収納してしまおうという発想!
これで台風が来ても飛ばされません。




オーガニックマーケット
晴れの日は後方のスペースで地元のオーガニック野菜を中心としたオーガニックマーケットを開催します。
園芸王国 南国平野の真ん中で開催される「84オーガニックマーケット」は、きっとにぎわうことまちがいなしです。
また、注目すべきはこの施設の機能です。
木のスリーブが移動することによって、日中の光量調整や温度調節を低コストでクリアしてしまおうという仕組み。
CO2をたくさん出すクーラーや暖房は、あまり使いたくありません。



お金がないからクリエイティブ
「お金がない」からクリエイティブは生まれます。
「金をかけずに知恵使う」これが土佐の生き方。
イラストに描いてイメージを膨らませる事ができたら、今度はそれを建築家にお願いをして
84やさいカフェの模型をつくりました!




ホンキ!
ホンキです。












(84プロジェクト事務局)
84暖炉のススメ その1
















四国山地のふところで、旬の農林産品をあれこれつくりながら、「ほどほどに貧しく悠然と」暮らしている我が家の、唯一の贅沢、それがこの暖炉。                                   
 
南国土佐とは名ばかり、冬の土佐はめっぽう寒い。もちろん夏は滅法界暑い。
おまけに湿度も無茶たかい。
土佐の先人は寒さに強く暑さに参ったらしく、家は床を高く、壁は極端に少なく、部屋の間仕切りは襖か障子、簡単にとっぱらって風が吹き抜けるようになっている。
今年の冬の寒さはすさまじく、我が家でもマイナス6度という過去最低温度を記録した。
室内でも零度近い朝が続いた。

ところが暖炉のある部屋はプラス10度。
前夜寝る前に大き目の薪を放り込んでおいたら余熱でこの温もり。
新しく薪をくべて20分もすれば20畳ほどの部屋が20度になる。
暖炉の有難さを特に感じる今年の冬の毎日だ。
暖炉でできた熾(おき)を火鉢に入れる。優しく暖かい。


暖炉の効用
1 石油燃料を使わないで暖房効果抜群。
2 燃料は樫・椎・櫨・合歓・ヤマモモなどの広葉樹なら何でもOK。田畑や道の邪魔になっている木がいい。杉や桧などの間伐材でもまあOK。
油分が多いので釜の耐用年数が多少短くなると言われているが。
3 薬缶や鍋が沸かせる。干物が焼ける。
4 暖炉の火を見ていると気が落ち着く。癒される。若い衆が飲みに来たとき、必ず一人は「火の番させてもらっていいですか」という奴がいる。


以下 「84暖炉その2」に続く

その2では
○ 燃料の薪を自給できない方のために
○ 暖炉の地産地消のススメ    

など予定


(84サポーター 百姓・川村一成)
84暖炉のススメ その2








 「暖炉」をネットで検索したら、ほとんどが北欧製品。実は、我が家のそれもデンマーク製。
これが実に性能が良いのだ。
第一に、火の引きが抜群で、扉を閉めた方が火の勢いが増す。
次に保温性に優れている。そして丈夫。
末代物?らしい。
かつて国産の達磨ストーブを使ったことがあったが、熱で劣化して8年目ぐらいで壊れてしまった。
問題は値が張ること。

そこで提案。暖炉の地産地消!
20万円程度で北欧レベルの暖炉を作ってくれる地元の鉄工所・鍛冶屋さんいませんか。



もうひとつの問題は「薪」の確保。
小生のように木々に囲まれている山の住民は、
労力さえ惜しまなければいくらでもストックできるのだが、町に住む方々には課題が大きい。
「土佐の森・救援隊」では木質ペレットにできない広葉樹を薪にして独居老人に配達する試みが始まっているが、この活動をさらに進化させた、薪供給システムを84でも考えよう。            

当面、街の住民で暖炉を入れたい方は、薪あるいはその原木を提供してくれる山の住民と親しくなること。
原木ならあり余っていて、勝手に伐っていってくれ、お礼に酒1本、そんな人がゴマンといるはず。
高知県の方はとりあえず小生に相談してみてつかあさい。

84サポーター  百姓 川村一成


今夜あたりこの原稿を投稿しようと思っていたその日、大震災が起きました。
あまりの惨状に投稿する気分になれなかったのですが、電気、ガス、ガソリンに頼りきった暮らしの脆さを目の当たりにするにつれ、小エネルギーの自給の重要性を改めて痛感したので投稿しました。
84はちよん震災支援その1 84疎開@柏島








(柏島全景)


このたびの東日本大震災によって被災されましたみなさまに、心よりお見舞い申し上げます。

3月11日。
東日本を襲った未曾有の事態に、「84はちよんでも何かできないか」をずっと考えてきました。

そのなかでいち早く支援策として出されたのが、
84はちよん疎開プロジェクト

発案はNPO黒潮実感センターのセンター長である神田優さん。
84はちよんプロジェクト発起人の1人であり、理事の1人でもある、海のスペシャリストです。

神田さんは四国の西南端、高知県大月町柏島に“島が丸ごと博物館”という構想の元、海のフィールドミュージアムを創ろうと、98年に単身柏島に乗り込み、2002年にNPO法人黒潮実感センターを立ち上げました。

現在はセンター長として、主に
?自然を実感する取り組み
?自然とくらしをまもる取り組み
?自然を活かすくらしづくり
の3つの取り組みを軸に活動しています。

そして、今回の震災を受け、黒潮実感センターが12年にわたって培ってきた環境教育や体験学習のノウハウを活かした、「子どもとその家族」の受け入れを行っています。

詳細はコチラ

神田さんが言うには、
「子どもたちを、家を失い、学校も機能しない、余震もいつまで続くかわからないという心的ストレスから解放し、遠く高知県に疎開して学校にかよってもらう。
そして、子どもたちが少しでも笑顔を取り戻せるような体験学習も実施したい」
とのこと。

青空のあるあたたかい高知へきてみませんか?

NPO84はちよんプロジェクト事務局
カワムラサトシ
第3回84会議が開催されました!



















はちよ〜ん!
かわむらさとしです!


8月4日は「84はちよんの日」ということで、

今年も「84はちよん会議」が開催されました。

2009年8月4日に始まった「84はちよんプロジェクト」のビジョンを発信し、

森林にまつわる知識をオモシロク学ぶというこの会議も、

今年で3年目になります。

(これまでの会議の様子は→コチラ


今年も会場は五台山竹林寺さんの客殿を利用させていただきました。
受付を過ぎて、会場に入ると、




木のスプーンがずらーーー!!





みなさん度肝を抜かれたことでしょう(笑)
これらはすべてスプーンづくりの名人、フクドメさんが作ったものです。
このスプーンを使って、新しい冊子「木の種類」が生まれたのですが、
これはまた後ほど詳しく紹介します!!



今年の8月4日は平日にもかかわらず、
開園時間の13:30には110名もの方々が集まってくれました!


まずは事務局から、84レポートということで

NPO化の経緯や、

(株)フタガミ、イーハ・トーブ設計工房とのコラボでうまれた、

新商品「84はちよんハコハウス」の紹介を行いました。

(これについても後ほど詳しく紹介します)


2つ目のプログラムは、
スプーンづくり名人のフクドメさんのはちよんおもしろ講座ということで、
木のスプーンを通して木の知識を学びました!

木や森林について詳しすぎる(重要!!)フクドメさんの話を、
総合司会の畠中智子さんがツッコミながら、
みなさんに分かるように噛み砕いてくれました!

このトボケたやりとりに会場は大爆笑!!


会場が多いに盛り上がったところで、
最後のプログラム、はちよんドキュメントが始まりました。

謎の人物X氏(すでに謎ではありませんが…)が、
代表の梅原にツッコンで困らせるという趣旨のこのプログラム。

X氏の多岐にわたる質問に、ユーモアふんだんに応える梅原さん!
デザインのこと、地域のこと、大事にするべきユタカサのこと、、
ボク自身も得るモノがたくさんありました!!

参加して下さったみなさま、
お手伝いをしてくださったスタッフのみなさま、
どうもありがとうございました!!

今年は来れなかった方も来年の8月4日は土曜日です!
ぜひ来年はよろしくおねがいしますね♪
NPO84はちよんプロジェクト事務局
カワムラサトシ
やんばらーがハコ入りしました!

(デザインは理事長の梅原さん!!)


ということで、集合写真。
やんばらーがハコ入りしました!笑
(沖縄でやんばる地域の人のことを現地語でやんばらーというみたいです)

はちよ〜ん!
かわむらさとしです!

昨日は沖縄からお客さんが来られました!

平成21年度「日本観光ポスターコンクール」にて、『やんばる ふんばる 国頭村』が国土交通大臣賞金賞を受賞した、沖縄本島最北端の国頭村のみなさまです。

「84はちよん」というロゴを使って、考え方の軸をつくろうという84プロジェクトを、
先進地(!)として視察に来てくれたようです。


そこではじめて聞いたのですが、国頭村の森林率はなんと、
高知県の森林率と同じ84%!!

こりゃいずれは同じ森林率84%の自治体を一同に会す、
「84サミットをやらにゃいかんねゃ〜」という話がでてました!

「はちよ〜ん!」がつながっていくことで、
沖縄の山原(やんばる)が守られたらうれしいなぁ。

NPO84はちよんプロジェクト事務局
かわむらさとし